「esportsって、ゲームでしょ?」
はい、その通りです。esportsはゲームです。
「esportsって、たかがゲームでしょ?」
こう言われたとき、僕たちはどう答えるべきか。
プレイヤー視線では
「esportsって、たかがゲームでしょ?」
って言われると、当然ムッとする。
プロサッカー選手が
「サッカーって、たかが球蹴りでしょ?」
って言われたら、なんて答えるだろうか?
なんとかスマートに返したい。
esportsとは何かを考えるとき、
プレイヤー以外の視線に目を向けると、
少し考えがまとまる気がする。
僕がゲームにはまったきっかけは、テレビだった。
テレビで人間離れしたプレーを見たのがきっかけだった。
その時に抱いた感情は「やべー」といった驚きと憧れだったと思う。
この瞬間、
僕はゲームに対して
「無関心」から「関心」の状態に変わったんだと思う。
関心を持って、そのゲームをプレイすれば、
その人はプレイヤーになる。
プレイヤーだけがesportsのターゲットではなくて、
関心層(サポーター)もesportsのターゲットになる。
どの業界も、関心のある人に支えられている。
一番高いハードルは、
誰かを「無関心」から「関心」の状態に変えることだ。
この状態の変化には、強い感情を伴わせる必要がある。
ゲーム自体は気負わなくたって遊べる。
だけど、
いいスコアを目指したり、勝ち負けのあるゲームをすると、
プレイヤーには「嬉しい」とか「悔しい」とかの感情を抱く。
きっと、そういった強い感情を、
無関心層に見せることで、響くんだと思う。
僕は高知生まれで、
ウインタースポーツには馴染みがないけど
ウインタースポーツの大会を見ると
「グルグルしてるの見ると、なんか、すげー」
と感じるし、響いている。けど、すぐ忘れちゃうんだけど。
関心層を、無関心層の状態に落とさないことも重要だと思う。
関心層も刺激がなければ、また無関心の状態に戻りうる。
定期的な刺激が必要だと思う。
「esportsって、たかがゲームでしょ?」っていう人は、
もうちょっとで「無関心」から「関心」に変わりうる
可能性があると感じる。
少なくともesportsという言葉を認識しているからだ。
ムッとしても、
ぶっきらぼうに返事したり、言い返したりするのは
得策じゃないように思う。
「esportsってたかがゲームなんだけど、
結構好きな人は多いみたいよ。」
と答えておくと無難な気がする。
「esportsってスポーツなの?」という質問には
「スポーツと似てるとこはあるけど、よく分からない」
と現時点では答えておいて良い気がする。
<Kochi Gamers UNITEのesportsに対するスタンス>
Kochi Gamers UNITEはesportsを応援しています。
ゲームを開発してくださっている人、企業に感謝しています。
ゲームが発売されても、ゲームが売れなければ、
将来的にはゲームがなくなる未来もあり得るのかもしれない。
そんな暗い未来を望んでいません。
esportsが盛り上がれば、
ゲームリリースも増える未来が待っていると考えています。
ゲームプレイヤー、esportsに興味がある人
是非、遊びにきてください。
2021.02.24
高知のゲーマー達の巣窟